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【SSです】幻想でない軽業師
[333]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/03/05(月) 00:58:56 ID:???
佐野「ま、まあ……さっきも言ったけど俺も頑張ってくっから! 白蓮さん達も頑張ってな!
レベル不足で前までは幻想郷での大会にも出られなかったけど、今なら全然出れるだろうし!」
ぬえ「へーんだ、アンタに言われなくたってそのつもりだよっ!
アンタがいなくたってこの私の力で優勝させてやるんだから!」
佐野「にゃにおう!? この俺のローリングオーバーヘッドが無くても優勝が出来ると言うのか!?」
ぬえ「浮き球補正も特に高くない上にシュート力も低いのにローリングオーバーヘッドが得意技な男の人って……」
逆に素直に佐野を応援していない者もいる。
封獣ぬえ――彼女はとにかく、佐野と折り合いが悪かった。
当初この命蓮寺がチームを結成し、メンバーがそもそも11人にも満たなかった頃の事である。
ムラサ、一輪と古馴染であったぬえは、彼女たちの助けになるならばと加入しようとしていた。
しかしながら、生来天邪鬼な性格なのがこのぬえである。
素直にチームに入れて欲しいと言う事も出来ず、おまけに命蓮寺のメンバーの多くはドがつく程の天然が多い。
幸いにして、その時、その場にいた佐野はぬえの真意について察知したのだが……。
素直でないぬえの態度からからかい半分で追い返した事より、2人の関係は決して良いものとは言えないものになっていた。
……その後、紆余曲折を経てぬえがチームに加入をしてからも、互いに反目する間柄である。
もっとも、周囲からはケンカ友達としてほのぼのとした視線で見られる事が多いのだが。
ムラサ「ほらほら、ぬえも佐野くんも喧嘩しない。 ……佐野くんもあんまり気を悪くしないでね。
ぬえもこれで寂しがってるのよ」
ぬえ「か、勝手な事言わぬぇでくれるムラサ!? 逆にコイツがいなくなってくれてせーせーするくらいだわ!」
べー、と舌を出して威嚇するぬえに苦笑しながらムラサが突っ込みを入れ……。
とりあえずはこの場も丸く収まるのだった。
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0ch BBS 2007-01-24