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【SSです】幻想でない軽業師
[338]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/03/05(月) 01:05:22 ID:???
ムラサ「おお、本当にいなくなっちゃってる。 これって送れたって事でいいんだよね?
ちょっと動きがあまりに地味すぎてちゃんと送れたのか単純に佐野くんがただ消えちゃったのか判別しにくいんだけど」
魅魔「人里で流行ってるような貸本屋の漫画とかならいわゆる『えふぇくと』とかいうのが出るんだろうが、
本当の魔法ってもんはこういう地味なもんさ。
地面に魔方陣だかを書いて魔力を増幅するのだって、私からいわせりゃ自分の持前の魔力じゃあ不足してるから、
魔方陣を書く事によってその補助とする――。
つまりは自分の力量不足を周囲に見せてるだけの、三流以下のやり方だね」
言いながら、魅魔はステッキを手元で弄びつつその場に腰掛ける。
その場にいる者が魔法に関してはあまり関心が無いか詳しくない――。
もしくは、魔法使いでありながらもこういった転送魔法などについてはまるで専門外であった為に突っ込みは無く。
しかし、唯一――魔理沙だけはそんな魅魔の隣に腰掛け、疑問を口にする。
魔理沙「しかし良かったのか魅魔様? あんな事言って」
魅魔「おや、どうした魔理沙? 何か変な事でも言ってたかねぇ?」
魔理沙「……環境には文句も言わんだろう、って言ってたじゃねーか」
魔理沙が気にかかったのは、先ほど魅魔が佐野に告げた言葉についてだった。
……本来、そこまで佐野達と仲がいい訳ではない魔理沙。
そんな彼女が、何故わざわざ佐野を見送るような場所にやってきたのか。
魅魔の魔法をこの目で見ておきたいという理由もあったが、それ以外にも理由がある。
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0ch BBS 2007-01-24