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【SSです】幻想でない軽業師
[340]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/03/05(月) 01:09:12 ID:???
逆。つまり、幻想郷側が――八雲紫が頼み込んでそのチームに3つの枠を貰ったのではない。
そのチームの側が、是が非でも幻想郷からの留学選手を受け入れたいと申し出た。
そう考えれば3人もの選手が同一チームに向かったというのも、納得が出来る。
魔理沙「受け入れたいって言う理由は、考えられる可能性は2つ。
1つは単純に先の大会で幻想郷の選手に興味を持ったチームであるって事。
……つっても、私が思うにこれは薄い。
なんせ送られた3人はあの大会でロクに活躍どころか、大会に出てすらねーのもいたんだからな」
魅魔「………………」
魔理沙「そして、もう1つは……。 ……留学選手に頼らなきゃならねーくらい、よわっちいチームって事。
……なぁ魅魔様、私が聞いたその3人が向かったチームってのと。
さっき魅魔様から教えて貰った佐野の留学先、一緒だったんだが……」
この指摘こそ、魔理沙がここに来た理由であった。
……関係は決していいとは言えないとはいえ、それでも魔理沙にとって佐野は一応は弟弟子である。
師匠である魅魔が、決して弟子をだましたりするような人間――もとい、悪霊ではないと知っているとはいえ、
それでも気になり……魅魔の真意を探ろうとするのだったが……。
魅魔「魔理沙、いい事教えてやるよ」
魔理沙「! ……なんだよ」
魅魔「『優れた環境』っていうのはね、何も『強いチーム』って事じゃあないのさ」
魔理沙「………………」
いたずらっぽく笑みを浮かべてそう言い放つ魅魔を見て、魔理沙は少しだけ佐野に同情したくなるのだった。
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0ch BBS 2007-01-24