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【SSです】幻想でない軽業師
[356]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/03/07(水) 00:32:55 ID:???
〜 回想 〜
お燐「にゃ〜ん……さて、いそがしいそがし。
こいし様がやる気を出してくれたとはいえ、やっぱりまだまだ荷が重すぎるもんね。
おくうじゃとても補佐なんてもんは出来ないし、あたいがしっかりこいし様を支えないと!」
古明地さとりが留学選手に決まった地霊殿。
留学までの間、さとりの指揮のもと、地霊殿を統治する体制を一同は整備しようとしていた。
その中でも人一倍動き回り、内情を纏めてさとりがいなくとも運営出来るようにと努力していたのはお燐である。
こいしが妖怪を集め、運営に携わるようになるとはいえ彼女はまだ未熟。
盟友であるおくうもやる気だけはお燐以上に出しているが、残念ながら彼女の頭は頭脳労働に向いていなかった。
よって、お燐が頑張るしかない。
幸いにしてさとり達が留守にしていた期間中、この地霊殿を切り盛りしていたのはお燐だ。
その時に培ったノウハウもあり、後はこれを長期的に運用出来るようなシステム作りをすればいい。
辛くはあるがこれもさとりの為と懸命に働くお燐だったのだが……。
勇儀「お、ここにいたのかい地獄猫」
お燐「うにゃ? あ……勇儀の姐さん」
そんなお燐に声をかけてきたのは、旧地獄街道を取り仕切る鬼――星熊勇儀であった。
慌ただしくバタバタ走り回るお燐は声をかけられた事で一旦足を止め……。
しかし、やはり忙しそうに、申し訳なさそうにしながら口を開く。
お燐「悪いけど宴会のお誘いならまた今度! 今ちょっと忙しいんだよ」
勇儀「おいおい、まだ話の用件も言ってないのにそりゃないだろ?
……まあ、いつも宴会に誘いに来てるからその反応もわからんでもないが」
三度の飯より酒が好き。今もまた盃を手にしている勇儀を見て開口一番にそう言うお燐に対し、
勇儀は困ったように頭をかきながら宴会に誘いに来たのではないと手を横に振って否定する。
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0ch BBS 2007-01-24