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1- レス

【SSです】幻想でない軽業師


[359]>>358は無視して下さい ◆0RbUzIT0To :2018/03/07(水) 00:36:17 ID:???
はじめはイマイチ話が読めなかったお燐であったが、勇儀の説明によりある程度は納得した。
確かに是非曲直庁の忙しさというのは耳にしているし、
厳格な四季映姫があくまで遊びの延長であろうサッカーにかまけて仕事を疎かにする訳が無いというのは理解できる。
何よりも、この話をしたのは目の前の星熊勇儀だ。
ウソを何よりも嫌う種族――鬼の勇儀がそう言うのだから、それはきっと真実なのだろう。

お燐「っていっても、なんであたい? パルパルズの人たちとかは? お姐さん、仲良かったんじゃないの?」
勇儀「一応話は持って行ったが、乗り気な奴がいなかったからねぇ」
お燐「ふーん……じゃ、おくうとかこいし様とかは?」
勇儀「ああ、そいつは考えたんだが……どうも話を聞いてるとアンタが適任そうだったからね」
お燐「うん? どゆこと?」

パルパルズのメンバーに話を持って行った時、彼女たちが乗りきでなかったというのはまだわかる。
なんだかんだと言いながら、あそこも既に強豪クラスのチーム。
おまけに橋姫を中心としながら、多種多様な種族、勢力の選手たちが集まり仲良くしているチームだ。
噂で聞いた妖夢の離脱こそあれど、基本は全員があのチームでやっていきたいと考えているのだろう。

ただ問題はその上で何故勇儀がお燐に話を持ってきたのかという事である。
地霊殿には他にもおくうやこいしがいる。
その中でお燐を選んだ理由がいまいちつかめず、問いかけると、勇儀は快活に笑いながら返答した。

勇儀「お前さんがこの地霊殿で、ホントは一番外の世界に行きたがってたって聞いたからね」
お燐「……誰にだい?」
勇儀「顔色が悪い妖精さ」
お燐「………………」

勇儀の返答を聞いて、お燐はすぐにピンと来た。


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0ch BBS 2007-01-24