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【SSです】幻想でない軽業師
[396]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/03/14(水) 00:06:00 ID:???
試合などした事が無い――そう、姫海棠はたてという少女は、試合経験というものが一切ない。
何度も言っているように、彼女は人見知りが激しくその上最近サッカーを始めたばかりの少女であった。
故にどこのチームにも所属しておらず……結果、試合をする機会というものがそもそも無かった。
彼女がようやく人並み程度にサッカーの技術が達した頃、
既に世間ではJrユース大会へ向けての活動で幻想郷サッカー界が動いていたのだから。
カルネバーレ「………………」
佐野「お、おいおい……(試合経験が無いって……大丈夫かよ?)」
はたて「(あ、あれ? 何この雰囲気……私、何かマズった!?)」
そして当然のように、このはたての告白を受けて一同は衝撃を受けていた。無論、悪い意味で。
佐野達留学選手ですら、幻想郷では各々、所属するチームがあり試合経験はある。
新設チームである命蓮寺ナムサンズに所属する一輪にしても、練習試合などではゴールを任された事があり、
代表ではサブキーパーに甘んじたとはいえ、まったくの経験不足という訳ではない。
中堅どころといった地霊アンダーグラウンドの中盤を任されていたお燐、
ついでに言えば元々が外の世界出身である佐野に至ってはしっかりと経験がある。
だからこそ彼らはショックを受け……そしてそんな佐野達以上にショックだったのは、
カルネバーレらレッチェに元々いた選手たちであった。
よもやサッカー素人を寄越してくるなど、誰も想像だにしていなかったのだから。
特にここまで佐野達に厳しくあたっていたカルネバーレは、当初は衝撃のあまり口をポカンとあけていたのだが……。
事情を理解するや否や、次第にわなわなと震え始める。
カルネバーレ「しっ、試合経験が無いだとォ!? おいお前! ふざけてるんじゃ……」
マンチーニ「さ、さあっ! 自己紹介も終わった事だし、早速だけど練習をしよう!!
俺達も早く皆の実力を知りたいし、皆だって早くチームに馴染みたいだろう!
その為にはやはりボールを蹴るのが一番だ! な!」
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0ch BBS 2007-01-24