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【SSです】幻想でない軽業師
[398]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/03/14(水) 00:08:46 ID:???
お燐「にゃあい! やったね、久しぶりにサッカーが出来るよ!」
お燐に関しては、そもそも彼女自身がボールを蹴る事自体久しぶりという事もあり、
純粋に練習でもサッカーが出来るという事に喜んでいた。
幻想郷代表にも選ばれず、腐っていた彼女は新たな環境に向けてとにかく前向きであった。
はたて「れ、練習……(え、普通こういうのって挨拶が終わったらすぐ解散とかじゃないの?
まだ他の人たちと一緒にいなきゃいけないのね……疲れるなぁ……)」
逆にはたてとしては、挨拶が終われば解放されると思っていたものが更にここから練習と聞いてげんなりしていた。
練習をするというのが嫌いという訳ではない。
事実、彼女は人知れず練習をして……あの案外大したことある派遣選手にも選ばれた射命丸文からも、
留学選手に相応しいとして太鼓判を押されてこのイタリアへとやってくるだけの実力を備えていたのだ。
ならば何が問題かと言えば、やはりこれ以上他人と関わるという事。
人と接するのが苦手な引きこもり天狗は、とっとと与えられた部屋へと戻って1人の時間が欲しかった。
ブルノ「さて、それじゃあこの俺様が新人どもの実力を測ってやるとするか」
佐野「(こいつ……やたらとさっきからでしゃばってくるな。 やはりただものではない……!
イチさん、こいつからキーパーの座を奪うのは多分相当苦労するぞ!)」
そしてマンチーニが練習を言いだした所で、キーパーグローブを手に嵌め、
やる気満々といった様相でこのチームの正GJ――ブルノは不適に笑みを浮かべた。
腕組みをしながら自信たっぷりに言い放つ彼の姿を見て、
佐野は一輪の行く末を案じながらもマンチーニの先導を受けて練習に向かうのだった。
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0ch BBS 2007-01-24