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【SSです】幻想でない軽業師
[422]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/03/22(木) 01:02:34 ID:???
ピィーッ! バムッ!!
その後、再び佐野チームのボールで試合再開がされる。
ボールを受け取った佐野は、逡巡する間もなく一旦ボールを右サイドを走るお燐へ。
早く得点をしたいという思いがありながらも、真向からドリブルでの突破は挑まない。
佐野「(中央にはあのゴリラがいるしなぁ……)」
勿論自分のドリブルがまるで通用をしないとは思っていない。
得点力はマシになったとはいえ世界水準で見ればまだまだ低く、ディフェンス技術は殆どお話にならない。
そんな中でも唯一世界の猛者達と対等に渡り合える程までに鍛え上げたのが佐野のドリブルだ。
圧倒的な――幻想郷における水橋パルスィや博麗霊夢、外の世界の大空翼やファン・ディアスクラスのキープ力というには及ばない。
しかし、一選手の武器とするには十分過ぎる程の水準ではある。
ただ、それでもここは佐野が自ら持って上がる事はなかった。
中央にいるカルネバーレに先ほどは反則紛い(と未だに佐野は思っている)のパワーチャージで止められた以上、
彼と再び対決するよりは右サイドのお燐に流した方が勝算があると考えての選択である。
かつて魅魔との問答から、より味方を生かせるようなタイプの選手になろうと考え、それを行動に移したまで。
普段の言動こそあまり知性を感じないが、一応サッカーになるとそれなりには真面目になるらしい。
佐野「(つっても俺もやっぱ他の皆をアッ!と言わせるプレーしてーなぁ。
キックオフシュートとは言わないけど、11人抜きしてゴールとかさ~)」
……もっとも、未だに自分がより活躍したいという思いについては未練タラタラであったようだ。
お燐「ふふ~ん、ナイスパスお兄さん! それじゃいっくよ~!」
タッタカター
佐野「(うーむ、やっぱお燐は結構上手いな。 はたてみたいに穴という穴が無い感じだ)」
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0ch BBS 2007-01-24