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【SSです】幻想でない軽業師
[443]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2018/04/01(日) 22:21:09 ID:???
EX.もしも反町に好感度トップ3のハーレムルートがあったら
>ポイズンスレ41
>>31
からの分岐
反町「……すみません、俺は……。 俺は、早苗さんの気持ちには応えられません」
早苗「……そう、ですか」
反町一樹、一世一代の大舞台。
容姿端麗、頭脳明晰、おまけに常識を取り戻した上に高い浮き球は3もある早苗を前にして、
しかし、反町は早苗の告白に対して謝罪で返した。
早苗の好意――自分を好いていてくれるという気持ちは、ありがたい。
だが、それでも――未だに自分は、早苗の事を深く知っている訳でもない。
確かに試合などを通じて早苗の人柄には触れてきたつもりであるが、
それでもまだ……付き合う付き合わない以前に、男女の恋愛的な感情を反町は早苗に対して抱けずにいた。
反町「それに……」
今先ほどまでの瞬間、早苗に告白をされた際、反町の脳裏には3人の少女の姿が過ぎった。
豊穣の女神、蟲の姫、蓬莱人。
ここまでの短い期間――それでも濃かった時間を共に過ごしてきた少女たち。
1人だけでなく3人というあたりがなんとも反町の優柔不断さを象徴しているようだったが、
それでも反町の心は秋の空のように晴れ渡っていた。
その後、反町は失恋をしながらもこれからも良き友人でいて欲しいと願う早苗の案内を受け、
自身が住まうオータムスカイズメンバーの家へと帰り着くのだが……。
反町「あれ? なんで俺の部屋に明かりがついてるんだ?」
出かけの際にしっかりと電気(河童印)を消した筈なのに……と思いながら自室のドアを開ける反町。
そこには予想だにしない光景が広がっていた。
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0ch BBS 2007-01-24