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【SSです】幻想でない軽業師
[48]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/01/23(火) 20:19:17 ID:???
お空「うにゅ……(全然活躍できなかったなぁ。 お燐の為にも頑張りたかったのに……。
それに……あの意地悪な人間が凄く活躍して! くそー……もっともっと強くなりたい!)」
メディスン「…………(何の為にわざわざ外の世界までやってきたんだろ)」
部屋の隅で誰とも言葉を交わさず静かに食事をとる者もいた。
地霊殿のストライカー、霊烏路空。
オータムスカイズ所属のMF、メディスン=メランコリー。
彼女たちも活躍出来た、とは言えない部類の選手たちであった。
お空は一応アルゼンチン戦でゴールを決めはしたものの、それは大虐殺試合の中での1つでしかない。
ある意味印象に残らないという点では、うどんげよりも下だったかもしれない。
この幻想郷Jrユースの選考会に残りながら、無念の途中離脱を果たした親友――火焔猫燐に対して、
面目が立たないという心情は理解できるものだった。
メディスンに至っては、そもそも出場機会すら与えられなかった。
敵の体力を削る接触プレイに、エースキラーの極意。
恵まれた才能を持ちながらも、しかし基礎能力で大きく劣る彼女に終ぞ大会では出番が来なかった。
メディスン「(幽香は今頃どうしてるんだろ……そういえば、なんで髪の毛が伸びたのかも教えてくれなかったなぁ)」
彼女の脳裏によぎるのは、常に彼女を気にかけてくれた風見幽香の事であった。
全幻想郷Jrユースの一員として選出され、戦っていた筈の彼女。
誰よりも焦がれ、会いたい相手は、敵対したチームの大事な友人であり。
このチームに対する未練や愛着は微塵程も無かったという。
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0ch BBS 2007-01-24