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【SSです】幻想でない軽業師


[58]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/23(火) 22:00:28 ID:???
反町「で、霊夢さんは一体どうしてそんなに疲れ切ってるんです?」
霊夢「……こいつがあんたんとこ行くって言って聞かないのを止めてたのよ」
反町「? なんでまた……」
霊夢「嫌な予感するのよねぇ……すっごい嫌な予感」

酔っ払いを放っておく、というのは――確かにあまりいい事ではない。
が、あくまで所詮は酔っ払いである。
倒れこむ程飲んでいる訳でもなければ、気分を悪くしている訳でもない。
ただ単純にいつも以上にテンションが上がり、いつも以上に気が大きくなっているだけだ。
霊夢がわざわざ早苗の手綱を握る――しかも、反町に会いに行こうとするというのを止めていた、という言葉を聞き、
反町は首を捻るのだが……霊夢は盛大に溜息を吐く。

しかし、そんな事は今の早苗には関係ない。

早苗「反町くん、あの……約束の事なんですがっ!!」
反町「約束?」
穣子「なんかしてたの反町? っていうか早苗、声おっきい」
霊夢「(あーこれは……これは駄目な奴だわ、うん)」

思いのほか大きな声を出した早苗に、一体何事かと会場にいる者たちも反町達に視線を向ける。
そんな視線を知ってか知らずか、早苗は更に声量を上げ、満面の笑みで――。

早苗「はいっ! 大会が終わったら、ほら、その……」
反町「あ――」

早苗「私と正式に、お付き合いしていただけると!!!!!!」

ぶちかました。

………
……



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