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【SSです】幻想でない軽業師
[76]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/01/24(水) 20:38:09 ID:???
Act.3 東風谷早苗大勝利!希望の未来へレディ・ゴー!!
早苗の大告白から数日――幻想郷Jrユースへと選出されていた選手たち。
そして、各国へと派遣されていた選手たちは幻想郷へと帰還していた。
そんな中、当然ながらあのショッキング過ぎる告白は瞬く間に幻想郷中へと広まった。
当然である。多くの勢力からの代表が集結する、幻想郷Jrユース。
そこで起こった大事件が、噂にならない筈もない。
新聞屋が何度も取材に来ようとする中、何度も突っぱねていたのは守矢神社総本山。
祀られる八坂神奈子と洩矢諏訪子の二柱は、そもそも自分たちは何も聞いて無いと答えていた。
実際、彼女たちは何も聞かされていなかったのだ。
そう、聞かされてなかった。
彼女たちは自分が誰よりも信頼し、信頼されていると思っている早苗から、
よもやあの反町と両想いになっているとは何も聞いていないのである。
無論、早苗にもプライベートはある。
その身を神奈子と諏訪子の為に、現実世界を捨て去り幻想郷へと共についてきた早苗。
そんな彼女にも、自分の世界というものは必要だったし、彼女たちもそれを容認していた。
神奈子「しかしだな……まだ早くないか。 あの紅魔館のメイドだってあの年になって浮いた話の1つも無いんだぞ」
本殿――(とは名ばかりで、実際は彼女たちが住まう住居と化している)でそう呟いたのは、
東風谷早苗の保護者代わり、八坂神奈子である。
彼女は何やら先ほどからしきりにその辺りを行ったり来たり、うろうろと落ち着かない様子であった。
諏訪子「むしろ遅すぎるんじゃない? 彼氏の1人や2人、むしろ早苗の器量なら外の世界だっていなかったのがおかしい。
幻想郷の世相基準で考えるなら、結婚してたっておかしくないんだし」
そんな神奈子の言葉にあっさりと返したのは、祀られるもう1柱――やはり保護者代わりの洩矢諏訪子である。
彼女はバリバリと、ちゃぶ台につきながら煎餅を頬張っていた。
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0ch BBS 2007-01-24