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【SSです】幻想でない軽業師
[90]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/01/26(金) 22:10:52 ID:???
神奈子「………………」
反町「………………」
そして、である。
残された2人は無言のまま茶の間にいた。
元々、決して口数が多い訳ではない反町と神奈子。
おまけに今は彼女のご実家で挨拶という世の男性緊張してしまう場面ランキングトップ5には入ろうかという状況の反町に、
未だに反町に対して何とも言えない感情を隠せない神奈子だ。
言い知れぬ緊張感が漂い、反町にとって居心地の悪い沈黙が場を支配するのだが……。
神奈子「……早苗はね」
反町「! は、はい」
神奈子「早苗はね、いい子なんだよ」
不意に、ぽつりと神奈子がそう切り出した。
神奈子「小さい頃から、私や諏訪子の姿が見えて……それはそれは慕ってくれた。
信仰が無くなり、神力が落ち、この幻想郷へと渡る時にも……早苗はついてきてくれたんだ」
先にも記したように、神奈子たちが幻想郷へとやってきたのは外の世界で失った信仰を再び得る為。
この妖怪の山を拠点として、人妖問わず、信仰を集めようとしている。
その活動が叶ってか、2柱は外の世界では考えられない程の信仰を幻想郷で集める事が出来た。
そして、その活動の中心には早苗がいる。
神奈子「妖怪の山の連中とも上手く付き合っているし、人里に出ては信仰を得られないか勧誘もしている。
私たちの為に、本当によく頑張ってくれてるんだ……」
反町「…………」
神奈子「私はね、そんな早苗の事を大切に思ってる」
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0ch BBS 2007-01-24