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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】


[100]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/20(火) 01:19:24 ID:???
【三日目】

コーチが先日のオリエンテーションで示した通り、三日目は初の全体練習となった。
全体練習とは言っても、難解な戦術講義や実戦形式の練習は行わず、
チーム全員でパスワークを繰り返すという、ごく基礎的な部分を固める内容に終始していた。

佳歩「時間が無いのに、実戦を重ねなくても大丈夫なんでしょうか……?」

霞「……いや。むしろ時間が無いからこそ、だよ。幾ら仲が良いとは言っても、私達は所詮急造チームだもの。
  だから今は、基本的な連携をするための土台作りをしなくちゃいけない。
  そう思って、コーチさんは日程を組んだんだと思う……」

こうして穏やかに過ぎていく全体練習だが、その僅かな機会の中で成長を見せた者も居た。
昨晩恰好の陣地を見つけて魔力を向上させたパチュリー・ノーレッジである。
彼女は最後の方に行ったクロスプレイで、鮮やかなポストプレイを何度も決めてみせ。
しかも、弱点であったフィジカルは克服した、と言わんばかりに力任せのプレーも行い、
慧音や星、鈴仙と言ったチームでも上位クラスの競り合い強者を圧倒してみせたのだった。

鈴仙「(パチュリーさんが……まるで、本当に賢者みたいよ……! ますます隙が無くなったじゃないの!?)」

コーチ「(ふーむ。この精度のポストプレイが出来るなら、鈴仙、星、反町、佳歩に続く第五のFWとして、
      パチュリーは充分に選択肢に上がるのう。ただ、彼女を前に出すと、中盤の舵取りを出来るMFが静葉か、
      あるいは、MFにコンバートさせた反町位しか居らんくなってしまうしのう……アリスさんさえ、もう少しまともじゃったら)」

アリスさん「(! 今、私が貶められた気がした……! 世界の悪意にッ、またしても苛められた……!!)」



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0ch BBS 2007-01-24