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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】


[126]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 01:36:41 ID:hlDwk5Kg
>>123
変更了解です。確かにてゐって、この中じゃ地味に最年長な気がしますね…
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A:慧音に相談してみる。

鈴仙「(さとりさんは何か怪しいし、霞は何か怖いし、にとりは勝手に爆発しそうだし。……うん。悩むまでも無かったわね)」

――誰に相談すべきかは、消去法で明らかだった。
鈴仙は自室を出ると、そのまま廊下を進んですぐ隣、2号室の襖を開けて慧音を呼び出した。
そして、人気の無いのを見計らって、玄関付近の談話スペースでこれまでの経緯を打ち明ける。

慧音「――うん。確かにアリスさんの精神状態については、私も心配だった。
    しかし、鈴仙の相談を以てしても問題が進まない程拗らせているとはな……」

鈴仙「もう慧音さんしか居ないんです。このチームでは一番大人ですし、なんというか、常識人ですし……」

慧音「ありがたいが、買いかぶり過ぎだよ。てゐなんかは、ああ見えて一番割り切れているしな。
    それと、反町君あたりは私も関心しているんだ。あの年で、ああも落ち着いた子は……。
    ――と、済まない。話が逸れてしまったか」

慧音は恥ずかしそうに頭を掻きながら、しかし教育者らしい、凛とした表情を見せる。
勿論普段から彼女は冷静沈着なディフェンスのまとめ役ではあるのだが、それとは少し違う、
「大人」としての理知を感じさせ、つられた鈴仙も少しだけ恐縮した気持ちになる。

慧音「アリスさんの件、私も話をしてみるよ。これまで余り深い付き合いも無かったし、
    私自身、どちらかと言うと不器用な性格だ。だから、上手く行くとは約束できない。
    しかしそれでも、……全力を尽くしてみたいと思う」

謙虚に話す慧音の横顔は、言葉とは裏腹に、とても頼り甲斐があった。
そして――。


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0ch BBS 2007-01-24