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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】


[240]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/04(日) 21:57:52 ID:gtk6V0Ak
佳歩「で、でも……やっぱりチャレンジは大事ですよ! 鈴仙さま!」

――ここは直情的な性格の佳歩によって阻まれる。佳歩はもうすっかり魔界の珍味を食べる気マンマンだった。

つかさ「永遠亭のおせち料理で、『酢だこ』が出て来たのを覚えています。
     海が無い幻想郷ですけど、あの時は確か、永琳様がどこかから仕入れてくれたとか。
     あれだと思えば、確かに楽しみかもです」

そして淑女然として基本的には一歩引いた立ち振る舞いの多いつかさも、好奇心の方が上回ったようだ。
幻想郷では滅多に食べられない海産物というのも惹かれた理由の一つかもしれない。

鈴仙「わ、分かったわよ……。食べましょ。アリスさん……じゃなかった、アリス。4人分、買って来てくれないかしら」

アリス「ええ、分かったわ!」

最初にこの店を紹介したアリスが一番楽しみそうだった。アリスは子どものように魔界の銀貨や銅貨を手に握ると、
ぶっきらぼうの男店主に話しかけ……やがて、串に刺さった四本の巨大な蛸足を持って来てくれる。

鈴仙「で、デカいわね……。普通の蛸足より、三周りか四周りくらいは太いかも」

アリス「酢と砂糖と葡萄酒で味はついているからね。ガブっと行けば良いのよ、ガブっと」

頼んでもいないのに食べ方を実践してくれるアリスは、幸せそうに得体も知れない海産動物の足を齧りだす。
それを見て恐る恐る佳歩やつかさも真似をして……。

鈴仙「ええい、ままよ!」

ガブッ!



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