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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】


[290]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/11(日) 21:49:37 ID:3BZe2B9w
〜魔界生活5日目 仲間行動フェイズ〜 ※つかさの絆ポイントが10を超えたので、特別特訓イベントが発生します。
−魔界・サッカーコート−

魔界観光を楽しんだその夜。皆が寝静まったのを見計らい、つかさは人知れぬ日課を初めていた。

つかさ「うおおっ! うおおっ! うおおおっ!」

ガンッ! ガンッ! ガンッ!

それは得意の顔面ブロックの練習。大き目の石に顔を打ち付けて、耐久性を増す特訓だ。
つかさはアルゼンチンでの修行を終えて以来、毎日1000回はこれをやっている。
最初の方はやっている内に意識が朦朧としていたが、最近では最後まで耐え抜けるようになっていた。

鈴仙「……いやいや。普通に危ないってば……脳細胞とかメッチャ死ぬって。たぶん」

つかさ「……えっ。れ、鈴仙さま……!?」

――が。その特訓には当然の如くドクターストップが掛かる。

鈴仙「ダメよつかさ。一遍その特訓を手伝った身ではあるけれど、
    どう考えても頭をぶつけ続けるのは命に関わるってば……」

つかさ「すみません。分かってはいるんです。でも、こうでもしないと逆に不安で……」

窘められた彼女はそうシュンと項垂れるも、しかし一方で、その意志を覆す事は容易くないと鈴仙は思った。

鈴仙「一体どうして。そうやって、自分を痛めつけようとするの……?」

因幡つかさは鈴仙とてゐが従える妖怪ウサギ達の中でも、一番大人びており、一番のしっかり者だった。
そして、ルナティックスでの付き合いや交流もあり、鈴仙はつかさにも相応の幼さが存在する事を知っていた。
だが、こうして考えてみると、それだけだ。鈴仙は彼女の事を、何も分かっていないのかもしれない。
つかさは、……恥ずかしそうに、鈴仙の問いに対してこう答える。


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0ch BBS 2007-01-24