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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】
[34]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2018/02/10(土) 00:07:09 ID:???
★ナズーリン→ドリブル 55 ( クラブ2 )( 5 + 4 )+(フェアプレイ精神-3)=61★*反則回避!
★お燐→タックル 53 ( クラブJ )( 6 + 5 )=64★
≦−2→パチェチームボールに。そして試合終了
ナズーリンとお燐は三度、それぞれの持てる限りを尽くして衝突した。
ナズーリン「うっ……!(まずい、このままではお燐を押し倒して、反則を取られてしまう……!)」
そしてその結果、二人のプレーは過熱し過ぎてしまい、
――取り分け前へ前へと焦っていたナズーリンは、あわや反則を犯しかけるも……。
ナズーリン「(このまま反則を取られるのは、私やご主人の――命蓮寺ロータスの理念と反している! それならば……!)」
スルッ……パシッ。
お燐「あ、あり?(てっきり、このままあたいにぶつかって来るかと思ったのに。なんか拍子抜けだなぁ)」
咄嗟の機転で動きを緩め、お燐にボールを与えてしまうも、それを回避する。
それはナズーリンや星がかつて幻想郷にて所属していたチーム・命蓮寺ロータスが、
永遠亭ルナティックスとの試合での失敗を糧に学び直し、そして会得した極意、フェアプレイ精神。
口にするのは簡単なそれを、彼女達は無意識レベルまで徹底的にたたき込み。
如何に白熱したプレー下でも、反則を厭い相手に譲るという強靭な精神力を手にしていた。
お燐「まあ、いっか。あたいもこっから切り込んでシュートは、ちょいと無理がある気がするし。
……そんなら、こうするしかないよね!」
それにより、お燐はあっさりとナズーリンからボールを奪い取り、そのままノータイムでボールを前方にクリアする。
僅かな時間でシュートを決めるには、パチュリーチームの面々は疲れ過ぎていた。
ボールはグングンと上空を飛び、そのままゴールラインを超えたのをコーチが確認したところで――。
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0ch BBS 2007-01-24