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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】


[450]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 23:09:33 ID:kPTPIhvQ
F:にとりの発明品を見せてもらう。

にとり「おっ! 見ちゃう! 神の叡智見ちゃう!? 十二番目の理論知っちゃう!?」

鈴仙「何を言ってるのか意味不明だけど、嬉しそうで助かるわ…」

鈴仙がふとそう提案したところ、にとりはノリノリで受け入れてくれた。

ナズーリン「しかし、改めて疑問に思うが。君は一体どこでそんな発明をしているんだい?
       幸いにも私達の私室には、君の発明は浸食していないのだけど」

ナズーリンはそう訝しむ。彼女と星は、メキシコで共に修行した縁もあってにとりとは特に仲が良く、
この魔界生活においても部屋を共有していた。

にとり「あ、そっか。そういやまだ誰にも言ってなかったっけ。
    そんなら良いさ、お前達二人をとっくべっつに! 我がラボにご招待してあげようじゃないかァ!」

鈴仙「ラボって……。そんな科学的な施設、この辺にあったかしら」

にとり「ま、ま。ついて来なついて来な!」

こうして誰からに聞かれる事を心待ちにしていたのだろうか、
ウキウキ気分でにとりは鈴仙とナズーリンをラボに案内してくれることとなった。
洋風ファンタジー世界に聳え立つ和風屋敷の玄関を出ると、三人はそのまま門の外に――は、出ず。
永遠亭のと比べるとこじんまりとして掃除の行き届かない屋敷の庭園を横断して――。


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0ch BBS 2007-01-24