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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】


[455]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/26(月) 00:04:30 ID:e13Ujbso
にとり「え?? な、なんだよぉお前ら。この私の発明が凄くないのかぁ……?」

じわりと目に涙を浮かべながらそうにじり寄るにとりだが、
泣き落とし(主にてゐの嘘泣き作戦)には慣れている鈴仙は動じない。

鈴仙「え。うん。だって……え? キュウリの皮を剥いて、え……それだけ?
    なんかちょっとしたスーパーコンピューターみたいな機械なのに?」

月においても機械工学は盛んである。そのため、こうした大型の演算機械は見覚えはあったのだが、
その用途は大体、鈴仙などには意味の分からない深淵な研究の為に使われるものであり、
キュウリの皮むきなど、逆の意味で意味の分からない目的に使われる事は断じてない。

にとり「く、くそっ……いいか! まず、この機械のお蔭で……お蔭でなぁ!
    きゅうりのあんかけを作るとき、ダシの味がしっかり入って美味しくなるんだよ!!」

鈴仙「あ、それはちょっと良いかも。姫様とか喜びそう」

ナズーリン「君は何を関心しているんだ……」

のんきな鈴仙は少しだけ関心しかけるが、ナズーリンの評価は極めて冷淡である。
そしてそれに自ら追い打ちをかけるように、

にとり「よ、ようし! そんなら実践と行こうじゃないか! まずはこの投入口にきゅうりを入れて。
    剥き方を選択して……。そこから3日待ちます」

鈴仙「待てるかァ!?」

にとり「ひゅ、ひゅぃい!? で、でもこれ一回きゅうりを入れたら、出来るまで取り出せないんだよ!?」

ナズーリン「使い勝手があまりにも悪すぎる……」

自らの発明品の欠陥を自ら露呈させていくスタイル。だが、この程度で終わらないのがにとりクオリティである。


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0ch BBS 2007-01-24