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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】


[476]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/01(日) 03:03:49 ID:1S6s2eaQ
★つかさのブロック特訓→ スペード3 ★
★てゐのサポート→ ダイヤ2 ★
★守るべきもの→ 6 /2★
6〜17→つかさ、成果を出す。必殺ブロック習得!

つかさ「うりゃぁぁぁぁぁっ……!」

てゐ「甘い、甘いよォ! それっ、もう一遍だ!」

――それからも、つかさは決して爆発的な伸びは見せなかった。
自分はこのチームで、何を守るべきか。何を守りたいか。
その根源的な問いへの明確な回答を、未熟な彼女がすぐに出せる筈もない。
しかし、それでもつかさは動き続けた。見えない焦りに突き動かされるのではなく、あくまで、自分自身の前向きな意思によって。
そしてその結果――彼女は漸く、掴む。

つかさ「(私は何を守りたいか。そんな問いかけ自体、傲慢なのかもしれない。
     問いかけるよりも先に、私は自分のチームを守る使命があるのは明白なのだから。
     でも――それでも。私は、使命感よりも、もっと強い気持ちを持って、守りたい……!!)」

キンッ! ゴォォォォッ……!!

守りたいと願い続けたつかさの周囲に、強烈な妖気が走る。
魔界の大気が含むエーテルが光り輝き、青白い光が閃く。
てゐが放ったシュートがその光に接触すると――強烈な斥力とともに、ボールがはじけ飛んだ。


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0ch BBS 2007-01-24