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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】


[506]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:38:42 ID:7qSPFn8+
さとり「イングランドで注意すべきは4名の選手。ロリマー君、リチャード君、テイラー君、ロブソン君。
    そして……この中で特に注意すべきが、CBのロブソン君でしょうね」

鈴仙「センターバックで特に注意って、嫌な予感しかしないんだけど。腹筋力で惑星シャモを粉々にしたりとかしそうで」

さとり「は? 腹筋でどう惑星がコナゴナになるんですか。もうちょっと真面目に話して頂けませんでしょうか。
    私達はサッカーの話をしている筈ですよ」

鈴仙「全く仰る通りなのがムカツクけど……まあ、それについて口論するのは置いといて。
    やっぱり、守備力が滅法高いって事なのね? そのロブソン君ってのは」

淀みなく煽ってくるさとりに大人の対応をしながら、鈴仙は更に聞く。

さとり「ええ。端的に言って、彼は間違いなく、この世代最高峰のブロッカーと言えるでしょう。
    ことブロックにおいて、彼に並びうる者こそ居れど、超える者は間違いなく存在しません。
    そして、彼は決してブロック一芸ではない。強引なドリブルやパワフルなタックルは勿論のこと、
    自慢の巨躯を活かしたクリアやダイレクトシュートも備えており、隙がない。
    ――スタミナについても同様であり、イングランドでは、”ロブソンは十二回殺さなければ死なない”などと恐れられていました。
    それは大袈裟でしょうが、軽くミドルシュートを撃ちまくった位では、消耗は見込めないでしょうね」

鈴仙「まるでどこぞの大英雄みたいなヤツね……。ブローリン君とは別な意味でバケモノじゃないのよ」

お燐「まあまあ。GKはザルだからだいじょーぶだよ。うん。バランス取れてる」

鈴仙「それもどうなのよ……」



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