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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】


[590]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:48:30 ID:+bk24tF2
〜魔界生活11日目 −練習試合 VSイングランド− 〜

そして夜が明け、練習試合の日がやって来た。

星「さあ皆さん乗って下さい! 聖輦船、出発進行ですよ!!」

いつでも無駄に元気な星の掛け声に合わせて、鈴仙達は屋敷の近くに止めた宝船
――聖輦船に乗り込んで、再び元の世界へと飛び立とうとしていた。

てゐ「久しぶりに元の世界の空気が吸えるのは良いけどさ。大丈夫なんかね」

佳歩「え? 大丈夫って……何がですか、てゐさま?」

つかさ「……『ハイパーカンピオーネ』。あるいは、八雲紫か、その他の勢力による妨害の事でしょうか。
    確か、星さん達のブラジルへの合流が遅れたのも、聖輦船での航空にトラブルがあった為と聞きました」

にとり「まぁ。そのヘンは私も対策はしてるからさ! ってのも、自由行動の時にこっそり聖輦船を改造してたんだよね。
    大船に乗ったつもりでいてよ!」

ナズーリン「君の改造だと、どうにも自爆の二文字が付きまとって離れず心配なんだがな……」

その旅程には不安はあるものの、昼前にはイングランドに降り立って、
昼に試合をし夕方には帰るというごく簡単な日程である。
一同は用心こそすれど、特段の不平もなく船に乗り込んで出航の時を待つ。


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0ch BBS 2007-01-24