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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】
[591]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2018/04/16(月) 23:50:08 ID:+bk24tF2
霞「今はどこもかしこも、幻想郷なる土地での未曽有の世界大会に大わらわですからね。
イングランドスーパーJr.ユースの皆さんの時間も、そこまで取れませんでした」
鈴仙「ちょっと聞くけど。そのスーパーJr.ユース……って、何?」
霞「ああ……そう言えば、ずっと説明してませんでしたね。
スーパーJr.ユースとは即ち、年齢17才までという、ジュニアユースとユースの中間世代の事を指します。
私達が出場と優勝を目指している、『幻想スーパーJr.ユース大会』というものも、
この区分の選手達を集めた大会ですから、そう名付けられたんですよ」
反町「って、いやいや。そんな区分聞いた事ないぞ。それって本当にFIFAが決めたのか?」
パチュリー「そんな訳ある筈ないじゃない。八雲紫が――今の彼女をそう呼んで良いのか微妙だけど
――中山政男や森崎有三の世代を絞って叩き潰す為に作った、デタラメで非公式な区分よ。
ただ。この世代は何故か、どこの国も稀代稀に見る有望株が揃っているのよね。
だからこそ、各国もそのデタラメを知りつつ乗っかっているのよ。
かつてのJr.ユース大会の雪辱を晴らす為に。あるいは、来たるべきワールドユース大会の気運を占う為にね」
穣子「??? パチュリーさんの言ってる事は長いからよく分かんないよ〜?」
静葉「要するに。どこの国の人達も、いっぺん腕試しをしてみたいって事なのよ、穣子」
穣子「なるほど〜! さすがお姉ちゃん! 分かりやすい!!」
パチュリー「釈然としないわね……」
アリス「魔法使いは理屈っぽく話が長くてなんぼの職業じゃない。今に始まった事じゃないわ」
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0ch BBS 2007-01-24