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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】


[59]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/15(木) 01:18:40 ID:???
−聖屋敷・居間−

無事ににとりも生き返り。鈴仙達は自分達の拠点である和風建築の屋敷へと戻り、思い思いに休息を取っていた。
他の仲間達も流石に死にこそせず、パチュリーの回復魔法の効果もあったとはいえ、やはりどうしても疲労は隠せない様子である。
しかしそれでも、数時間程経つと英気も養えたのか、夕方前には(魔界の黄昏時は、空が赤色から青色になる)、
談笑の声や、自己鍛錬に励む物音が聞こえ始めるのだった。

穣子「……だってさ。行ってみたいよね〜」

静葉「そうね。でもこっちも……」

鈴仙「その声は……穣子達ね。あと、反町君も気配を感じるわ。何してるの?」

鈴仙もまた、喘息にあえぐパチュリーの看病や、アリスさんの留まる事を知らない不定愁訴への対応を切り上げ
(休息してないような気がする……)、屋敷を歩き回っていたところ。
皆で朝食を食べた広い畳み張りの居間で、秋姉妹(+反町)がかしましくおしゃべり(+傾聴)しているのが聞こえた。

穣子「あ、鈴仙だ。お疲れ様〜」

静葉「私達は今、この辺りの案内パンフレットを読んでいたのよ」

反町「買い出しに行くとき、街中で無料配布してたんですよ」

途中から話に割り込んだ鈴仙に対して全く気を咎める様子も無く、二人は朗らかにそう教えてくれた。
静葉が何やら冊子のような物を持っている――それは鈴仙の気配察知能力でも探知できたが、
まさかそんなものを見ているとは思わず、意識を更に凝らすと。
旅行案内所に置いてあるような小冊子には、『おいでませエソテリア 法界を抱く聖域巡りガイド』
――と書いてあり、ますます観光旅行っぽさが目についた。


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0ch BBS 2007-01-24