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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】
[674]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2018/04/21(土) 01:09:37 ID:kwxAZoUw
A:前方のてゐに渡して貰い、『インビジブルデューパー』だ!(威力:68)250×2消費
鈴仙「(てゐが上がってくれている、この機会を見逃すもんですか……!)――お燐、前に渡して!」
お燐「前? ……ああ〜、了解了解!」
鈴仙は集中力を振り絞り、周囲の気配を察知して――今が最大のチャンスである事を把握していた。
だからこそ彼女は、お燐にそう指示を出すと共に、すぐそこに居ると確信している相棒に、
鈴仙「……居るんでしょう、てゐ。決めるわよ!」
――と、力強く促すと。
てゐ「――ああ、勿論さ。ウチらが最強の二人組である事を世界に見せしめてやろうよ!」
ポーンッ、バシッ。グワァァッ……ギュンギュンギュンギュンッ!
練習の時から何度も何度も聞き飽きた、力強く風を切るうねり声が聞こえる。
ここまで至れば、もはや視力の有無は関係ない。
幾千幾万と繰り返された動きをもう一度、ここに再現すればいいだけだ。
鈴仙は暗闇の中に思いっきりダイブして、身体を捻らせて――。
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0ch BBS 2007-01-24