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【巫女vs天才】キャプテン霊夢41【2人のファンタジスタ】


[408]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/05/26(土) 23:02:35 ID:???
永琳の言っている事は霊夢にもある程度予想がついていた。
だが、ディアスのドリブル突破は試合前から予想していた事で、
それを防ぐ為の焔発案によるフォーメーションでのゾーンプレスではないのか?

霊夢のそのような視線を受けて、永琳は小さく頷く。

永琳「言いたい事は分かるわ。それが分かっているからこそ、
   私達はゾーンプレスを敷いてチーム全体でディアスを抑え込もうとした。
   これ自体は間違いじゃなかったと私も思っている。……間違いがあったとしたら、
   それはファン・ディアスという男の脅威の度合いを読み誤っていたことよ」

霊夢「……」

永琳「咲夜やリリーW、リリカは霊夢のチームどころか大会全体を見渡しても
   有数のタックラーよ?あの子達が3人掛かりで向かっても一瞬でかわされるのよ?
   はっきり言って、あの男はまともな手段じゃ止まらないわ。
   リリーWが一度止めたようにあの男も無敵と言う訳ではないでしょうけど」

淡々と言葉を続ける永琳。その内容は自分のチームの守備が通用しない、
という事実を否応なしに認識させる為、思わず霊夢の顔も苦々しいものになってしまう。

霊夢「……言いたい事は分かったわ。それで、あんたはどうすれば良いと思っているの?
   まさかどうしようもないって事だけを言いに来た訳じゃないでしょう?」

霊夢の言葉に永琳は少し考え込む素振りを見せてから、ゆっくりと口を開く。
その内容は霊夢にとって全く予想していなかったものだった。

永琳「……フォーメーションを5−3−2に変えて、ゾーンプレスを少なくとも前半は止める」

霊夢「え!?」


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0ch BBS 2007-01-24