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【巫女vs天才】キャプテン霊夢41【2人のファンタジスタ】


[410]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/05/27(日) 00:05:34 ID:???
霊夢の驚きの声を永琳は聞いていないかのように続ける。

永琳「ゾーンプレスの基本的な考え方はフィールドに複数のゾーンを作り、
   ボールホルダーに常に数的優位を保った上でプレッシャーを掛けつつ、
   パスコースを限定させた上で相手の選択肢を奪いボールを奪う事。
   そして、基本的にゾーンを形成するのは3人である事がほとんどよ」

霊夢「……」

永琳「この戦術はチーム全体の統一された動きが不可欠ではあるけど、
   決まれば極めて強力な事は後からこの戦術を知った私よりも
   貴女の方が良く分かっていると思うわ。
   ……ただ、ディアスという男は3人では止まらない」

霊夢「だからDFを5人にするって事?」

永琳「ええ。具体的にはリリーWをスイーパーに下げる形になるかしらね。
   ただあの子は後半は出れないだろうし……代役は早苗辺りになるかしらね。
   この風じゃあの子のパスも活かせないし、カットの機会もないだろうし。
   この5人にはこれまでのように前で止めるような事はさせず、
   PA内に固めるわ。そしてディアスが来たら5人掛かりで囲む。
   完璧に囲む為にはゾーンプレスのように常に動き回る戦術は不向きよ」

永琳の言っている事はディアス一人を抑える為にゾーンプレスを捨てるという事だった。
それも、突破そのものを抑えるというよりは完全に1対1を防ぐ事だけに特化した作戦。
何と反応して良いか分からない霊夢に対し、永琳はさらに驚愕の言葉を口にする。

永琳「もう一つ大事な事があるわ。ディアスが突破を仕掛けてきた場合、
   その5人以外は止めに向かわない。ゴール前までは素通しさせる」

霊夢「……は?」


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0ch BBS 2007-01-24