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【神話に】鈴仙奮闘記44【挑むもの】


[203]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/05/29(火) 23:13:17 ID:???
実況「お〜〜っと! ここでホイッスル! これはロブソン選手の反則だ! そして……救急隊が現れました!
    ロブソン選手のヘディングを直に受けて内臓破裂を起こしたパチュリー選手の応急処置を施しています!」

鈴仙「ま、マスター!?」

パチュリー「ごふっ……。ちょっと、フィジカルに自信が出たからと言って、無理を……し過ぎた、わね」

鈴仙は第二の師として慕うパチュリーの下へ駆け寄る。救急隊が必死の救命活動を行っていた。
元医師のコーチもベンチから現れ、適切な指示を行っている。

コーチ「もしもフィジカルを鍛えておらんかったら、あんたの腹から下は、今頃バイタルエリアに置いてけぼりじゃったよ。
     反則とはいえ、それ程のシュートを止めたんじゃ、恥じる事はない」

パチュリー「その位の分析も出来てる……治療は、どのくらいかかりそう、かしら……?」

コーチ「霞のAI搭載自律型超高速ドローンが、大学病院に薬を取りに向かっておる。後5分はあれば、概ね元通りになるじゃろう」

鈴仙「(今しれっとオーバーテクノロジーが登場したような……)でも、あと5分となると……」

鈴仙は残り時間を確かめた。前半戦は残り5分とロスタイム。
攻守の要であるパチュリーが不在では、残された前半戦は満足に戦えない。
イングランドも多くの選手が攻め疲れているという利もあるが、こちらの不利が大きすぎる。

鈴仙「(ここは流石に、攻めるのをやめた方が良いかしら……。一応折衷案として、ロスタイムにパチュリーさんが戻って来たら、
     最後のチャンスで攻めまくるってのも手だけど。これは途中でイングランドに隙を突かれる恐れがある。今みたいに。
     一体、どうすれば……)」


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0ch BBS 2007-01-24