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【神話に】鈴仙奮闘記44【挑むもの】


[293]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/08/28(火) 21:54:31 ID:Ut5dW/Yk
B:中盤のパスワークによるボール支配を重視し、今の点差を徹底して守るよう指示する。

慧音「代理である私には、多くを決める権利はないかもしれない。だが、言える事は一つある。
    ――この点差を、何としても守ろう」

慧音はいつも通りの落ち着いた、しかしよく通る声で凛然とそう言った。

ナズーリン「勿論だ。ここで逆転されて負けました、じゃあご主人様や鈴仙にも、他の皆にも示しがつかない」

佳歩「がんばります!」

反町「当然です(ああ。代理キャプテンまでもが常識的だなんて……なんて居心地の良い世界なんだろう)」

てゐ「う〜む。やっぱ、慧音せんせーはこうなんか、説得力があるなぁ」

それに対してチームメイトは自然と背筋を正して真剣に慧音の話に聞き入っている。
元々教師であるだけでなく、人里FCのキャプテンを務めていた彼女は鈴仙の代理として適任だった。

パチュリー「私だって私だってキャプテンできるんだもん……だってパチェは賢者だもん……」

静葉「パチュリーさんが色々崩壊しているけれど、大丈夫かしら……」

てゐ「(…………)この点差を繋ぐためにも、賢者様の叡智が必要だな〜」

パチュリー「!? ……ええ。そうね。どんどん私を頼りなさい。中盤の支配とかは特に」

てゐ「(チョロい)」

精神失調をきたしていたパチュリーもてゐの機転によってすぐ元通りとなり。
そして――。


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