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【神話に】鈴仙奮闘記44【挑むもの】


[366]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/09/08(土) 17:53:29 ID:???
鈴仙「(佳歩や星も強くなってるし、反町君も汎用性で言えば私以上だし。
     このままじゃいけないのっては重々分かっているんだけどなぁ……頑張りが足りないなぁ……)」

そんな中でひり出される結論らしきものは結局いつも、「自分のがんばりが足りない」という所になるのだが、
これに対して鈴仙は疑問を抱かないのは――ハッキリ言って異常である。

佳歩「鈴仙さま? むずかしーい顔してますけど、大丈夫ですか……? ま、まさか不治の病とか……!?」

つかさ「…………」

自分を慕ってくれる佳歩やつかさが心配そうに見上げているが、鈴仙は気付かない。
――元々鈴仙はサンパウロ戦で、謎のスナイパーにより眼を撃ち抜かれた後遺症で盲目となっており、
こうして普通に生活したりサッカーが出来るのも、本人の類まれなる努力の成果であるのだが、
彼女はそれすらも、大した努力だとも思っていないのだ。
そんな鈴仙は顔をしかめながら、拠点となる屋敷の門をくぐろうとした時。

フラッ……。

鈴仙「あ、あれっ……!?」

不意に頭がぐらついた。眩暈がして、鈴仙は大きくふらついてしまう。
……これまでの過労に加えて試合の疲労が重なっただけの、単純な理由だったが。

鈴仙「(ど、どうしてっ!? わたしってば、そんな大した事してないのに!?)」

この期に及んでも、鈴仙本人だけはその原因に気づかない。
色々と的外れな思考が浮かぶ中、鈴仙の頭部は地面へと一直線となり――。


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