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【神話に】鈴仙奮闘記44【挑むもの】
[408]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2018/09/11(火) 00:01:48 ID:3Agqr2AQ
★工業用アルコール→ スペード2 →佳歩
スピリタス(度数96%)→ ダイヤ10 →パチュリー
メタノール(劇毒)→ スペード3 ★ →つかさ
鈴仙「ええい、ままよ!」
鈴仙は茶色のグラスをグビっと飲み干した。
慧音辺りが事前に匂いを嗅いでいたのを見て、「そうすりゃ良かった…」と思うが手遅れ。
口の中にアルコールの味が広がって……おいしいです。
鈴仙「ふ、普通のお酒だぁ……」
鈴仙が口に含んだのは爽やかな薬草の香りが広がる蒸留酒――たぶんジンだった。
炭酸水とかトニックウォーターとかで割ればもっと美味しいだとか、
普通の酒ではあるけどストレートだと流石にキツイとか、感想はあるが……こうして飲めるだけマシである。
鈴仙「(はっ!? あ、アブナイ酒を飲んだのは誰に……?!)」
そして次に心配したのは、果たして誰がアタリを掴まされたのかになるのだが……。
佳歩「れ、鈴仙さまぁ……このお酒、まじゅいですぅ……」
鈴仙「か、佳歩!? 大丈夫!? 無理しないで!? ――ペロッ、これは工業用アルコール……!」
不幸にも第一の犠牲者は佳歩だった。
子どもっぽい彼女は大きな瞳一杯に涙を潤ませて、鈴仙に駆け寄ってくる。
慌てて鈴仙は近くにあったノンアルコールの
ポーション
を飲ませて介抱するも――第二の犠牲者は、すぐ近くに居た。
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0ch BBS 2007-01-24