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【神話に】鈴仙奮闘記44【挑むもの】
[410]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2018/09/11(火) 00:07:14 ID:???
さとり「鈴仙さんの席周辺が騒がしいですね」
パチュリー「フフ……彼女達はあれでまだ若いからね。あの位が丁度良いもの……」
そんな様子を微笑ましく見守るさとりとパチュリー。
さとりは一人で静かに飲みたかったのだが、知的で物静かなキャラ仲間を自負するパチュリーに絡まれて、
しょうがなく二人で会話を交わしながら、魔界餃子をつまみつつ酒を飲んでいた。
さとり「――あら。これは中々に上質なウイスキー」
パチュリー「そう言えば貴女はイングランドに居たものね。スコッチウイスキーにも詳しいのではなくて?
実はこの私も、幻想郷ウイスキー友の会紅魔館支部の会長であって、語らせれば長いのだけれど……」チラッ
さとり「その支部、貴女以外に会員居なさそうですね……レミリアさんとかウイスキー飲んで、『けむたくてまずーい』って言いそうだし。
……ところで、貴女の方はどんな酒を?」
パチュリー「実はまだなのよね。酒は、雰囲気を楽しむものだから。ゆっくりと静かに、空気と共に飲むのが最適なのよ」
だったら一人で静かに飲めよ……語ってんじゃねえよ……。
とか内心で思いながら、空気を読めるさとりは敢えて何も言わない。
そんな中、勿体ぶってパチュリーは酒に口を付け――。
パチュリー「むきゅ。うん、この匂いは上質なウォッカってグボブバァァーーーーーーーーーーーッ!?
これどくはいってるぅぅうううううううううううううーーーーーーーーーーーーーーっ!?」
お燐「お姉さん、テンション上がりすぎ〜」
反町「(パチュリーさん。きっとこれまで周囲を気にして飲み会でも騒げなくて、
ここぞとばかりにバカ騒ぎしてるんだろうなぁ……分かるよ、その気持ち)」
想像以上のアルコール度数に度肝を抜いて、場をネタ的な意味で湧かせる事に成功したのだった。
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0ch BBS 2007-01-24