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【神話に】鈴仙奮闘記44【挑むもの】
[49]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2018/05/02(水) 23:10:28 ID:???
F:後方の慧音にパス。ゆっくりとしたパスワークで時間を稼ぐ。
鈴仙「(――いや。攻めやすいように見えるけど、ここで焦っても先細りなだけね……)」
2点のリードを得ているという事はつまり、このまま攻めずにいても守りさえすれば勝てるとも言える。
ならば、ここは体力を消耗してまで3点目を取りに行く必要はない。
そう考えた鈴仙は――パチュリーに対し慧音へのパスと、中盤底の選手を軸としたパスワークを続ける旨の指示を出す。
パチュリー「(ここで攻めても益は無いと判断したのね。私達にはまだ佳歩や星が居るとは言え、
てゐや反町の汎用性は惜しいからね……まあ、妥当な判断かしら)」
パチュリーも鈴仙の判断を肯定的に受け取ったため、その判断通りに慧音にバックパスし、
同時に慧音にはゆっくりとしたパスワークで時間を稼ぐようにサインを出す。
実況「ん〜〜! リトルウイングズ、ここはボールをとっても浮足立たない!
堅実なキープ力を持つ慧音選手を中心に、じっくりと試合を運んでいく!
これにはイングランドも中々攻め切れません!」
リチャード「畜生……ふざけやがって!」
ロリマー「ま、俺があっちならそーするかな……」
テイラー「焦るなよ特にリチャード。時間がかかっても良い、確実に、取れる時にボールを奪うんだ」
実況「イングランドも慌てて奪いに行き、体力を消耗するという愚策は取らない!
この辺りはユースとは言えプロ集団らしい、統率の取れた動きと言えるでしょう」
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0ch BBS 2007-01-24