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【神話に】鈴仙奮闘記44【挑むもの】


[629]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/12/16(日) 23:31:28 ID:Qj+V1AOk
自由時間を終えたその日の夜。
鈴仙は夕食前、いつになく殊勝な感じのにとりに呼び出されたためにいそいそと用意をし、
屋敷の中庭に勝手に設けられた工房へと向かったのだが……上述のようなあんまりな対応だったため、
思わず錐揉み式にドロップキックを入れてしまった。

にとり「げげっ、に、人間!?」

鈴仙「あんたがわざわざ私をここに呼んだんでしょうが!?
    あと私、別に人間じゃないし……なんかこのやり取り、前もやった気がするけど」

にとり「あれ、そうだっけ? えへへ」

そんな雑なやりとりの後でもにとりは屈託なくにへらと笑ってのけるのだが、
あまりに無神経過ぎるが故の表情だと思うと、呆れてものも言えない。
そうこうしている内ににとりも漸く、本来の目的を思い出したようで、

にとり「そうそう……ちょいと鈴仙に協力を頼みたい事があってね」

と、真面目な様子で鈴仙に話をしてくれた。

にとり「実は私、サッカーの試合で使える機械の改修をしてるんだけど、
     どうにもこうにも、自分一人じゃ行き詰っちゃって。
     だから、鈴仙にも手を貸してくれないかなーって思ってさ」

鈴仙「別に良いけど……なんで私なの?」

にとり「だって鈴仙、月の技術にも詳しいじゃんか。
    前もホラ、薬売りしながら変なアイテム……ウルトラソニック眠り猫だっけ?
    とか売ってたし」

鈴仙「あー、そんなものもあったっけ。アレ、後で師匠にこっぴどく叱られたから、
    半ば黒歴史扱いしてたけど……」


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