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【暗雲に】キャプテン霊夢42【一条の光を!】


[145]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/10/02(火) 23:05:28 ID:???
マリオとヨッシーFCも素早くリスタートしたいところだったが、
この攻撃を決める為に前の選手がほとんど上がってしまっていた為、
すぐさまスローインに移れる選手がいない状況だった。
それに気付いた咲夜がボールを取りに向かうものの、その間に相手は守備を固めていた。

咲夜「仕方ないですわね……霊夢、もう一度頼みますわ!」

ブンッ!

咲夜はすぐさまボールを戻ってきた霊夢にスローインする。
相手はサトルステギのみ前線に残しているが、それ以外の選手については
全員が戻って守備の体勢に入っている。

霊夢「(くっ、せっかく上手く攻めたのにまた仕切り直しになっちゃったわね……)」

ディアス「(ちっ、ガルバンがあんだけ頑張ってるのにマイボールに出来なかったのは痛いな)」

同点のチャンスを逃したマリオとヨッシーFCも痛いが、ガルバンの最後の力を振り絞った
ファインプレイをカウンターに繋げる事が出来なかったアルゼンチンJrユースも痛い。
残り時間はロスタイムを入れても10分弱。恐らく後1〜2度の攻防で試合は終わるだろう。

霊夢「(もう残り時間は少ない。とにかくまずは同点に追いつくしかないわ)」

霊夢は気を入れ直し、状況を確認する。
今ボールはセンターラインよりやや左サイド寄りの位置でスローインを受け取ったところで、
永琳や早苗も既に自分の近くまで戻ってきている。アルゼンチン側はディアスとダニエルが
霊夢に詰め寄る気配を見せており、パスカルはディアスよりもやや後ろに下がって
サイドアタックに柔軟に対応できるような体勢を取っているようだ。


0ch BBS 2007-01-24