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【暗雲に】キャプテン霊夢42【一条の光を!】


[319]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/10/06(土) 23:17:49 ID:???
早苗「私達が……」

空「負け、ちゃった……」

妖夢「負け……」

リリカ「そんな……」

旗「う、うう……」

鼎「何で……何で止められなかったんだよ、私……!」

試合終了のホイッスルとともに、がっくりと項垂れるメンバー。
鼎に至っては、地面を思いっきり拳で殴っていた。
この試合に負けたとはいえ、予選ブロックのトップ通過は変わらない。
それを思えばいささか大げさに思える反応ではあるが、これは仕方がなかった。

何せ、マリオとヨッシーFCはこれまで一度たりとも負けた事がなかったのだ。
引き分けなら一度あったが、あれとて3点のハンデがあった事が原因だ。
まともにやりあった試合なら、彼女達はそのほとんどの試合で圧勝してきた。

外の世界に来てからも、怪我人が多発したスペインJrユース戦を除き、
ほとんどの試合で圧勝を繰り返してきた。油断があったとは言わない。
だが、心のどこかで自分達の勝利を疑わない気持ちがあったのかもしれない。

霊夢「試合、終了……」

それは霊夢とても同じだった。いや、ある意味、彼女は他のメンバー以上に負けへの耐性が薄い。
弾幕勝負では常に博麗の巫女として勝利を重ねてきたし、サッカーでもこれまで無敗だった。
そんな中、唐突に訪れた敗戦。霊夢はそれをどう受け止めて良いか分からず、呆然としていた。


0ch BBS 2007-01-24