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【暗雲に】キャプテン霊夢42【一条の光を!】


[423]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/10/14(日) 21:09:43 ID:???
霊夢「あんた達、こっちの方でもライブしてたのね」

ルナサ「ん?おお、霊夢か。もしかして聞いていてくれたのか?」

霊夢「ええ。とは言っても最後の方だけだけどね」

ルナサ「そうか。いや、リリカの奴が昨日の試合の事で落ち込んでいたからな。
    気分転換、という訳ではないが一応私達の本業でもあるしな」

メルラン「こっちに来てからたまにこうやって演奏してるのよー!」

霊夢「……妖怪がこんなに気軽に外の世界でコンサート開いて良いのかしら。
   いや、今更だけど」

リリカ「やっぱり騒霊の本領は楽器を使ってこそだしね!」

ルナサ「何処かでお茶でもするか?少し収入があったからな。奢るぞ」

霊夢「いいの?じゃあ遠慮なく」

懐にはそれなりに余裕はあるが、奢ると言うルナサの提案を断る理由も霊夢にはなかった。
近くにあった喫茶店に入ると外の厚さが嘘のような冷え切った空気が流れる。

霊夢「さっむ……こっちに来て結構経ったけど、どうもこれは慣れないわね……」

メルラン「私達はあまり気温の変化は感じない方だけど、これは凄いわよねー」

幻想郷では涼を取る手段は打ち水をする、タライに水を張って足をつける、
チルノを餌で釣る、幽霊を捕獲するなどが主な手段であり、
外の世界のクーラーが強く効いた店内の温度は霊夢にとってはまるで
ここだけ冬になってしまったかのような錯覚を覚えるものだった。


0ch BBS 2007-01-24