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【暗雲に】キャプテン霊夢42【一条の光を!】


[46]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/09/30(日) 22:54:34 ID:???
ディアス「……ったく、しょうがないな。ただそう言った以上は決めろよ?」

バティン「当然だ」

ディアス「あと、決まろうが決まるまいがお前はそこで交代になるぞ。
     正直、一発撃つのだけでも相当ギリギリだろ?」

バティン「……分かっている」

ぶすっとした表情でそう返し、ポジションに戻るバティン。
その様子を見たパスカルは小声でディアスに話し掛ける。

パスカル「(いいのか?PA付近からのバティゴールを止めたんだぞ、あの女の子は。
      追い風とは言えキックオフシュートで決まるとはとても思えないぞ?)」

ディアス「(本音を言えばもうちょっと後に良い位置で撃たせたかったんだけどな。
      ただ、向こうがそう来るならこっちも、って考え自体はこの状況ならそう間違ってない。
      それに、さっきバティンのシュートに吹っ飛ばされた時、足が少しふらついてた。
      この一発は決まらない可能性の方が高いだろうが、キーパーまで届けば恐らくは
      あのキーパーを引きずり降ろせる。そうすれば俺とパスカルとサトルステギで十分だ。
      後1点奪えば最悪でも引き分けに持ち込める可能性は高いからな)」

パスカル「(なるほどな……了解だ)」

元々ディアスはこの試合、最低でも5失点はするだろうと計算していた。
それを考えれば、後半16分まで3失点というのは最上に近い状況だ。
ここでバティンのシュートが決まれば勿論最高ではあるが、その確率は微妙だろう。
だがキーパーに届かせるだけなら追い風を考えれば十分に現実的だ。
そうすれば恐らく心は引きずり降ろせる。それで十分だとディアスは計算していた。


0ch BBS 2007-01-24