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【暗雲に】キャプテン霊夢42【一条の光を!】


[710]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/10/26(金) 22:20:49 ID:???
ウェエエエエエエエエエエエエエエ!?

大雨が降っているにも関わらず、スタジアム中を覆い尽くす悲鳴。

実況「な、な、なんと、決まったしまったー!サイドを駆け上がった希選手が
   そのまま1対1に持ち込み、ヘルナンデス選手をもかわしてしまった!
   こ、これは全く予想だにしない展開になってまいりました!
   前半6分、早くもイタリアJrユースが失点するという展開に!
   マリオとヨッシーFCにとっては非常に大きく、イタリアJrユースに
   とっては非常に痛い失点となってしまいました!」

「馬鹿やろー!何やってんだヘルナンデス!」「ずっこけてんじゃねえぞー!」
「ロッシもあっさり抜かれてるんじゃねえよ!」

トリノ「へ、ヘルナンデス……」

ヘルナンデス「(くそっ、くそっ、この大事な試合で何故あんなミスを……!
        今のこのチームは俺が引っ張らなければいけないのに……!)
       ……ぐっ、す、すまん。とんだ大ポカをやらかしてしまった……」

ロッシ「……いや、今のはあっさり抜かれた自分にも責任がある。
    痛い失点ではあるが、あまり自分を責めるなよ」

ゾフ「ふぁーっはっは!まだ試合は始まったばかりではないか!
   すぐさま取り返してやればいいのよ!」

ランピオン「(……こりゃ多少無理してでもゴールを狙いにいくしかないか)」

イタリアJrユースからすればこの時間帯での失点はかなり痛かったが、
それでもメンバーはヘルナンデスを責めるような事はしなかった。
主力メンバーが抜けたイタリアにおいて、彼がどれだけチームをまとめようと
奮闘していたかを知っているからだ。……とは言え、失点した事実は変わらないが。


0ch BBS 2007-01-24