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【カテナチオでも】キャプテン霊夢43【防げぬ厄】


[179]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/11/26(月) 21:16:48 ID:???
ヘルナンデス「ストラット……」

コンティ「だ、大丈夫なのか?」

イタリアメンバーもストラットの出場は予想外だったのか、全員が動揺を隠せない。
事件の当事者でなくても、大会前に大きな事故を起こしたストラットに対して
良くない感情を持っているメンバーも少なくないのだ。

ストラット「……」

バッ!

その視線に対し、ストラットは何も言わずにただ一度、大きく頭を下げる。

ストラット「(……今の俺が何を言っても何の説得力もない。俺に出来る事はプレイで返す事だけだ)」

ヘルナンデス「(カルシス監督は目先の勝利の為にチームの調和を無視するような人ではない。
        ストラットも、今の状況で自分から出せという程馬鹿ではないだろう。
        ……となると、ランピオンかジェンティーレ辺りが何か言ったか?
        いや、今はそんな事を考えている暇はないか)」

頭を下げ続けるストラットを見て、ヘルナンデスもこの場を収める為、パンッと手を叩く。

ヘルナンデス「よし、皆。ストラットの出場は監督が決めた事だ。
       俺達が今ここで何を言っても仕方がない。
       2点リードされているという厳しい状況なんだ。
       まだ後半は残っているとは言え、時間を無駄には出来ないぞ」

ヘルナンデスの言葉に他のチームメイトも完全に納得した様子ではないものの、
それぞれのポジションへと戻っていく。どの道、このままの流れでは確実に
敗北するのは彼らも分かっているのだ。


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0ch BBS 2007-01-24