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【カテナチオでも】キャプテン霊夢43【防げぬ厄】


[333]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2019/01/23(水) 22:08:09 ID:???
これまでマリオとヨッシーFCの得点の大部分を担ってきたエースの退場という事態に
観客席からは戸惑いと悲鳴のような叫びが響き渡る。
不幸中の幸いだったのは、フランス相手の時のように観客の大半がどちらかを応援している、
という状況ではなかった為、空に向けてブーイングが起こるような事はなかった。

空「え、ノーゴール……なんで……?」

空は少しの間呆然としていたが、やがて状況を理解したのか、
猛然と審判に詰め寄ろうとする。

空「待ってよ!だって、私ちゃんとゴール……!」

霊夢「――っ、駄目よ、空!」

ガシッ!

空と同じく、呆然としていた霊夢だったが空が審判に喰ってかかろうとするのを見て慌てて止めに入る。
今はフランス戦ではないが、サッカーで審判に逆らうとより重いペナルティを科せられる可能性が出てしまう。
何より、先ほどの空のプレイはディシジョン等ではなく実際に反則を取られても仕方のないものだったのだ。
いつもの空ならそれくらいは理解しているだろうが、今の焦っている空にはノーゴールの衝撃の方が大きすぎた。

空「霊夢、で、でも、私……」

早苗「落ち着いて下さい、空さん!下手をすると次の試合だけじゃなくなってしまうかもしれません!」

霊夢の近くにいた早苗も空の制止に加わる。ここで審判に喰ってかかって、
準決勝だけでなく決勝まで出場停止になってしまえばもう取り返しがつかないのだ。

霊夢「……早苗の言う通りよ、空。あんたの気持ちも分かるけど、
   ファウルはファウルよ。ここは受け入れるしかないわ」

空「う、うぅ……」


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