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【カテナチオでも】キャプテン霊夢43【防げぬ厄】


[401]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2019/02/02(土) 00:11:25 ID:???
E 『巫女のカリスマ』を使用する

霊夢「皆、聞いて」

軽く手を叩いてチームメイトの視線をこちらへと向ける霊夢。

霊夢「はっきり言って、今の状況はあまり良いとは言えないわ。
   リードしてるとは言え、空は退場で次の試合に出れないし、
   今の状況じゃ次にファウルをしたら致命傷になりかねない」

端的に今の状況を整理する。その内容ははっきり言って厳しいものだったが、
そこまで言ったところで表情を緩めて「だけど」と付け足す。

霊夢「この試合、2点を決めたのは希と私よ。空だけに頼らなくても私達は得点出来る。
   次の試合、西ドイツとスペインどちらが来るかは分からないけれど……、
   スペインを相手にした時も私達は空がいない状況で勝っているわよね?」

イタリアの守備はアルゼンチンよりも遥かに堅い。だが、その相手にマリオとヨッシーFCは
空に頼る事なく2点を奪う事に成功している。それはマリオとヨッシーFCが決して空にだけ
頼ったチームではない事を表していた。

霊夢「キックオフはさっきも言った通り、パス回しで時間を稼ぐつもりよ。
   ただそれはゴールを奪う自信がないからじゃなくて、次の試合に向けて
   無駄なリスクを負わない為。次の試合、どっちが来ても関係ないわ。
   今の私達なら、空がいなくても十分に勝てる筈よ」

静かに断言する霊夢。決して大きな声ではなく雨に消されかねないものだったが、
近くにいたメンバーにはどんな大声よりも体に沁みわたっていくように感じた。


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0ch BBS 2007-01-24