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【スター】キャプ森ドリームマッチ!2【夢の競演】
[145]◆85KeWZMVkQ
:2019/07/24(水) 01:00:20 ID:aw6FyAXw
D:「……また、やろうぜ」
ジェンティーレ「なにィ?」
中山は「またやろうぜ」と小さく呟いた。
それはジェンティーレへの語り掛けというより、自分の純粋な闘志の吐露と称す方が近かった。
中山「俺は今日の試合が出来て嬉しかった。楽しかった。
ずっとずっと夢に見てたような、強者同士の全力の戦いができた。
だが……俺はまだ全然満たされていない」
ジェンティーレ「何をそんなつまらん事を、したり顔で言ってやがる……!
強い奴同士と戦えて楽しかった? 何だそれは。
俺の事を、お前の絵日記用の落書き帳か何かと勘違いしてるのか?」
ジェンティーレにとって、中山の感情の発露はこの上ない挑発だった。
彼は今、誰よりも真摯に自分自身の敗北と弱さを分析している。
「楽しかった」「またやりたい」などと言った小学生でも書けるような感想を出力している暇など、
どこにもないと考えていた。
中山「そうだな。俺はつまらない人間だ。だから、お前の境地にはまだ至れない。
お前の強さを前にしていると、自分自身の課題がみるみる内に浮き彫りとなって辛くなる位だ」
ジェンティーレ「次は褒め殺しか?
ナカヤマ、それがモリサキから学んだ挑発テクとしたら奴に感謝すると良い。
お前は的確に、俺を激昂させる為の言葉を選んでいる。
だがもし、俺と馴れ合いたいなど考えているようならば、全てがお門違いだ。
こんな非生産的な事などせず、チームメイトとの交流を深める事を勧めようじゃないか」
中山に対し、ジェンティーレは言葉巧みに拒絶を表す。
しかし、……中山は別に、ジェンティーレを貶める気もなければ、
下らないお友達関係を築きたい訳でもなかった。
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0ch BBS 2007-01-24