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【スター】キャプ森ドリームマッチ!2【夢の競演】
[36]◆85KeWZMVkQ
:2019/07/13(土) 22:02:17 ID:???
★日向の判断→ JOKER ★
JOKER→日向「(……そうだ。ライトニングタイガーを撃つ直前に地面を蹴りつけるってのはどうだ?)」
日向「(――そうだ。ライトニングタイガーを撃つ直前に、地面を蹴りつけるってのはどうだ?)」
日向はこの時、かつての沖縄での訓練を思い出していた。
ソフトボール少女・赤嶺真紀の乱入と珍事件により偶然開発できたライトニングタイガーだったが、
実はこの時日向はもう一つ別のアプローチも考えていた。
日向「(ライトニングタイガーは利き足の振り上げを極限までに高くすることで、
位置エネルギーを含んだ強烈なパワーをボールに届けるシュートだ。
だが、当時構想だけで終わったもう一つのアプローチはその逆で、振り上げは重視せず、
地面を蹴り抜き足を弓のようにしならせた反動で、シュートを放つものだった)」
とはいえ、このアプローチは日向が振り返ったように構想のみで終わっている。
このシュートを実践に移すには骨折の危険が常に付きまとうためだ。
無論、いつまでも沖縄での特訓が実を結ばなければ充分な基礎トレーニングの上で、
このシュートの実用化も検討しようと考えてはいたが、ライトニングタイガーの登場で立ち消えていた。
日向「(……ライトニングタイガーは強い。だが、世界にはもっと更に強力なシュートがある。
そろそろ、『次』を狙ってみるのも良い時期かもしれんな)」
それからワールドユースを経て、日向はライトニングタイガーの強力無比さを証明すると同時に、
世界の名だたるシュートと比べて自分のシュートがどうかという正確な分析も行っていた。
そしてその結果――、ライトニングタイガーを超える大技の存在が必要と、彼の頭脳は叩き出していた。
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0ch BBS 2007-01-24