※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【サッカーも】キャプテン岬3【ゲームも好き】


[220]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/12/08(日) 21:40:26 ID:+QTjfhOA
岬「え、慣れないって」
聖薇?「おっと、あんまりしゃべらんでくれよ、お前さんがペチャクチャしゃべり回った日には、回り回って愛」

愛という言葉を口にして、急にピシリと口を閉ざした。
そして次に口を開いた時は、どういう訳か顔から皮肉めいた色が抜け、どこか落ち着きはらった声で語りを再開した。

聖薇?「このお嬢様のお袋さんの耳に伝わって、俺の事がバレちまう。
    閻魔様に無理言ってこっちに押しかけといて、ろくにお守も出来ずに連れ戻されちゃかなわんからな」
岬「閻魔……まさか」

沙織さんが見せた神おろしが頭をよぎる。目の前の相手は僕の頭をのぞき見たかのように。意を得たりとした顔になる。

聖薇?「ご名答。あんたの叔母さんとやらに、出くわさなくてよかったぜ」
岬「え、本当に、あなたは」
聖薇?「そこまで、体の具合がこれ以上いけないんでな。聖薇お嬢様の目が覚めたら、もっと鍛えておくよう伝えてくれ。
    なに、俺が休んでいても、お前さんがいれば次来るまではなんとかなるだろ。それじゃ」

トロリとした表情となり、瞼が沈んでいく。その瞳が閉じ切る前に、
この気丈な相手からとは思えない頼みを添えて、別れを告げてきた。

聖薇?「しっかり頼むぜ、愛の、ためにもよ……」


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24