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【サッカーも】キャプテン岬3【ゲームも好き】


[243]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/03/15(日) 22:24:51 ID:JJAKh5fM
真美「われらは光輝ける存在なのだ、ルーク、醜き肉体に惑わされてはならぬ……
   さあ行け、息子よ。わしを残して」

既にマスク代わりの校帽は顔から取り除かれ、亜美が自身の父親役となっている実の姉を見つめていた。

亜美「そんなことはできない。一緒に連れて行くよ。父さんを救いたいんだ」
真美「もう、救ってくれたんだよ、ルーク」

常におちゃらけている2人の印象とは違い、どこまでも真面目に本物のルークとダースベイダーになり切ろうとしている。
今の2人は技量こそ乏しいが、心は俳優であるかのように思われた。

亜美「父さんを置いてなんかいけない」

幼い息子がそう言った瞬間、戦艦内の爆発音を模した大声を2人が発した。その声が聞こえなくなった後、
これも幼き父が一層弱々しい声で、息子に告げたのだった。

真美「ルーク、おまえの言うとおりだ……わしが間違っていた……妹に伝えるのだ……お前が正しかったことを」

そう言っておもむろに目を閉じ、臨終の仕草を取った。
傍らにいる肉親は感極まり、堅く目を閉じて何も発せずうつむいてしまった。


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0ch BBS 2007-01-24