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【サッカーも】キャプテン岬3【ゲームも好き】


[327]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/17(日) 11:04:12 ID:Z4JbIyWA
聖薇「はい、スーぺリア・ダージリンです。もしかして紅茶は」
岬「いや、嫌いじゃないよ。ただ久しぶりに飲むなあと思って」

家で飲むのは水か牛乳、日本にいた頃はそれに麦茶が加わる程度で、紅茶などは数える程しか口にした事が無い。
とはいえせっかくの好意であるし、本題に入る前にリラックスしよう。そう思って紅茶に口を着ける。

岬「うん、おいしい」
聖薇「そうですか、よかった」
岬「まろやかで、とろんと優しく口の中で広がって、いい感じ」
省25

[328]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/17(日) 11:06:04 ID:Z4JbIyWA
本題について切り出してきた。口をふき両手を膝の上に揃えながら、話を再開する。

聖薇「これから話す事は、誰にも話さないと、約束してくださらないでしょうか。友達にも、先生にも、私の母にも……
   母さんから、堅く口止めされてますから」
岬「うん、絶対に誰にも話さない、約束する」

出来るだけ安心感を与えられるよう、声色に混じり気ない返事をする。それを聞いて少しホッとした顔色になった後、
隠し続けてきた秘密というのを、僕に明かしはじめた。
省31

[329]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/17(日) 11:08:00 ID:Z4JbIyWA
父さんが語った通りだった。聖薇が早乙女財閥の御令嬢だという話は、本当だった。

岬「そうか、そうだったんだ、今までちょっと、失礼なことでもしてたかな」
聖薇「そんな!」

慌てて僕に飛び込んで抱きつき、矢継ぎ早に哀願した。

聖薇「そんな事はありません!お嬢様だからって遠慮して離れて行かないで、
   クラスの皆と変わりなく接してくれて、ただのクラスメイトとして気遣ってくれたことがどれだけ嬉しかったか。 省36

[330]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/17(日) 11:56:16 ID:Z4JbIyWA
一旦ここまでといたします。なお、岬君が後日あずみちゃんへ告白する事を決めていますが、
あずみちゃんが受け入れるか、そもそもどう反応するかは、スムーズにいくかもしれませんし
いかないかもしれない事を御留意お願いいたします。

[331]森崎名無しさん:2020/05/17(日) 12:29:14 ID:???
★聖薇の過去  スペード3

[332]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/24(日) 17:00:18 ID:rU+8pYsg
申し訳ありません。今週はお休みさせてください。

[333]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/28(木) 00:10:56 ID:WkquqaaE
Twitterにてキャプテン岬のメインヒロインのうちの1人、早乙女聖薇さんの
イラストを投稿いたしました。興味のある方はこちらよりご覧になってください。
なお、年齢は原作にちなんで高校生の頃の姿となっております。

・セーラー服姿の聖薇さん
twitter

・ビキニ水着姿の聖薇さん
twitter

[334]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 16:57:13 ID:8HS4w75M
★聖薇の過去  スペード3 ★→過去に何があったか、なぜ風紀委員長になったかを、詳細に語る
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聖薇「先にも言いましたが、私は早乙女財閥次期総帥の長女として、父母妹と4人、家族と共に日本で暮らしていました。
   皆とても優しく穏やかで、一緒にいた日々が忘れられません。……離れ離れになったいきさつと共に」

岬「(会えなくなった?離婚でもしたかな)」
省37

[335]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 16:58:18 ID:8HS4w75M
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『うわっ!』


突然体が宙がえりになり、強かに落下して頭を「天井に」打ちつけてしまいました。
それも私だけではなく運転手も、そして山の大きいガードマン達も揃って打ちつけられてしまっていたのです。

瞬時のうちに私達を乗せた自動車が、空き缶を蹴飛ばすように激しく横転していたのでした。
打ちつけた頭の痛みにうめく暇もなく、非難のためガードマンに腕を引っ張られながら、なんとか外に出ました。
省29

[336]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 16:59:52 ID:8HS4w75M
その奇怪な現象と、鉄サビをこすり合わせたような不気味な笑い声を聞いて、この人が例の殺人鬼だと直感いたしました。

ガードマン達もそう思って私の前について身構えたのですが、その屈強な人達が全員、
かまいたちに切り刻まれる木の葉のように、何mも離れた相手に瞬時にズタズタにされ、断末魔を上げて倒れてしまいました。

周りの人達を音もなく殺してしまった後、その人は私を見て薄笑いを浮かべながら、私に向かって歩き出してきました。
省26


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0ch BBS 2007-01-24