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【サッカーも】キャプテン岬3【ゲームも好き】


[340]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 17:08:34 ID:8HS4w75M
聖薇「俺の愛って、もしかして、母の」
岬「おそらくね。人格が違うというより、全くの別人のようだった。何か心当たりは」
聖薇「いえ、私も初耳でした。そんな不思議な事が私の身に起こっていたなんて。今日の夜にでも、母に尋ねてみます」

聖薇には何かが憑いている。しかし本人には全く意識も心当たりも無いという。
これ以上尋ねても進展は無さそうだったので、その後二言三言とりとめもない話を交わした後、帰宅する事にした。

別れの挨拶を口にして外に出る。ドアからカチリと鍵のかかる音を後ろにして立ち去ろうとした時、かけた鍵を外す音が聞こえ、
次いで慌ただし気にドアが開いて、聖薇が僕を呼び止めた。

聖薇「お待ちください。言い忘れていましたが、実は来月に私の誕生日がありまして。
   もしお暇でしたら、お越しになりませんか」

そのあまりに嬉しげな、僕の訪問を期待した笑顔を見て、
普段の僕にはあり得ない事だが、考えもせずに行くと返事をしてしまった。
その後家路に着きながら、あずみちゃんの事を思い出す。まだ関係を整理していないのにと後悔しきりだった。



だが、すぐに悩む必要はなくなった。


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0ch BBS 2007-01-24