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【野戦病院】ミサト監督の挑戦9【奮闘記】
[905]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o
:2021/04/05(月) 20:14:55 ID:???
アモロの修行も佳境を迎えていた。
桃白白たちとの実践修行、そしてそれが終わればミスターポポとの修行だ。
アモロ「(気をコントロールしろ…)」
桃白白「どどん!」
アモロ「ちぇえい!フェニックスウィング!」
ばちぃ!という音と共にどどん波がはじき返される。
ピッコロ「ふん。よくやったという所か。」
悟飯「撃たせる前に仕留めないとダメですよ、アモロさん!」
桃白白「(何でこんな事に…)」
桃白白にとって殺しはビジネスだ。しかし…
殺さなくてもいいから痛めつけるだけでお金が貰える
という仕事を引き受けたのが運の尽きだった。
最初はボコボコにしてやろう、と気軽に構えていたが、この小僧かなり強い。
体術は最初差があったもののどんどん対応され、切り札のどどん波もあの始末だ。
しかもスタミナが切れたら回復してくる。
こんなのただのイジメだ。
契約破棄しても良かったが、契約破棄するにも惜しい額を貰ったのでやむなく付き合っている。
ミスターサタンの肝煎りという事もあるし、彼は契約破棄を良しとしない。
ピッコロ「それでは少し休憩だな。」
桃白白「やれやれ…」
焚き火を起こしカリン塔の下に腰を下ろす。
アモロ「ぶはぁ…疲れた…」
アモロは大粒の汗を拭いながら地面に大の字になった。
桃白白の目から見てもアモロは自分と同格の強さがある。
自分と同格という事は一般人などに負けはしないし、それでも修行する理由は何なのか。
桃白白「(天には劣るとはいえ、餃子よりは才能もあるし戦いもうまくなった。
しかし根本的な所で戦いを好まぬ男だな。甘い。そして理性が自分を抑えている。)」
マンガ肉を頬張る桃白白。
理性を超えた先にある強さの引き出し…だがそれを開けるつもりは桃白白には無い。
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0ch BBS 2007-01-24